安産祈願で神社にお参りしたなら、出産後には「お礼参り」で感謝を伝えるのが古くからの習わしです。とはいえ「いつ行けばいいの?」「お宮参りと一緒でもいいの?」、また、初穂料の金額や服装など、迷うポイントも多いはず。
この記事では、お礼参りの時期や持ち物、初穂料の相場から、多くの方が悩むお宮参りとの兼用まで、まとめて解説します。
お礼参りとは
お礼参りとは、安産祈願でお参りした神社に再び訪れ、無事に出産できたことへの感謝を伝える参拝のことです。安産祈願でいただいたお守りや絵馬を神社にお返しし、赤ちゃんが健やかに生まれたことを報告する意味合いがあります。
お礼参りはいつ行く?

お礼参りに厳密な期限はありませんが、産後1ヶ月〜2ヶ月ごろ、体調が落ち着いてから行く方が多いです。産後間もない時期は体力の回復が最優先なので、無理をせず、ご自身と赤ちゃんの体調を見ながらタイミングを決めましょう。
\ 時期を決める目安 /
- 産後1ヶ月健診で母子ともに問題がないと確認できてから
- 外出・遠出が負担にならない体力が戻ってから
- 赤ちゃんの生活リズムが少し落ち着いてから
お礼参りの持ち物・初穂料の相場

お礼参りでは、安産祈願の際にいただいたお守りや腹帯、絵馬を神社にお返しします。お守りは境内の古札納所(納札所)に返納するのが一般的で、遠方で行けない場合は郵送での返納を受け付けている神社もあります。
初穂料については、安産祈願の時と同様に用意しておくと安心です。金額は神社によって異なりますが、御祈祷を受ける場合は5,000円〜1万円程度を目安にする方が多いようです。初穂料は、のし袋に入れて、「御礼」または「御初穂料」と書きます。金額は事前に神社の公式サイトで確認しておくと迷いません。
御祈祷を受けずにお賽銭のみでお参りをする場合は、数百円から1,000円ほどで問題ないといわれています。
お礼参りに行くときの服装
お礼参りに行くときの服装は、安産祈願と同様、特に決まりはありません。ただ、露出や派手な装飾を避けた清潔感のある服装が基本となります。サンダルやキャミソールなどのカジュアルすぎる服装は避けて、女性であればきれいめのワンピースにカーディガン、男性であれば襟付きのシャツにパンツなどがおすすめです。
お宮参りと一緒に済ませてもいい?

お礼参りとお宮参りは、どちらも生後1ヶ月前後というタイミングが重なりやすく、「同じ日にまとめて済ませてもいいの?」と迷う方が多いポイントです。
同じ神社であれば同日にまとめてお参りしても問題ありません。実際に、安産祈願をした神社とお宮参りをする神社(氏神様)が同じ、または近い場合には、一度の参拝でお礼参りとお宮参りを兼ねる方も少なくありません。産後数カ月はまだまだ大変な時期ですので、一緒にできるのであれば、その方が体への負担も少なくなります。
安産祈願をした神社とお宮参りの氏神様が別の場所にある場合は、無理に1日でまとめる必要はありません。それぞれ別の日に分けてお参りしても、マナー違反にはあたりません。赤ちゃんと自分の体調を最優先に、無理のない形で計画しましょう。
参拝の流れ・作法

- 社務所または古札納所でお守り・絵馬を返納する
- 本殿・拝殿で参拝し、感謝の気持ちを伝える
- 神社によっては、お礼参り用の御祈祷を申し込める場合もある
特別な御祈祷までは不要という場合は、参拝と返納だけでも構いません。神社側に「お礼参りに来ました」と伝えると、案内してもらえることが多いです。
赤ちゃん・家族を連れて行く際の注意点
お礼参りには赤ちゃんを連れて行っても問題ありませんが、まだ外出に慣れていない時期でもあるため、以下の点に気をつけましょう。
- 気温や天候が穏やかな日を選ぶ
- 授乳・おむつ替えのタイミングを考えて短時間で済ませる
- 境内に階段や段差が多い場合は抱っこ紐やベビーカーの利用を検討する
- 上の子(きょうだい)がいる場合は、家族で協力して負担を分散する
神社によって異なる点
お礼参りの受け付け方法は神社によって差があります。事前予約が必要な神社もあれば、随時受け付けている神社もあるため、訪れる前に公式サイトや電話で確認しておくと安心です。また、お守りの郵送返納の可否や、お礼参り専用の受付窓口の有無も神社によって異なります。
わからないことがあれば、安産祈願のときに聞いてみてもいいですし、電話などで問い合わせてみましょう。
まとめ|お礼参りは無理のないタイミングで
お礼参りは、安産祈願でお世話になった神社へ感謝を伝える大切な参拝です。時期に厳密な決まりはないので、体調が落ち着いてから、無理のないタイミングで訪れましょう。お宮参りと同じ神社であれば同日に済ませても問題ないので、ご家族のスケジュールに合わせて計画してみてください。
よくある質問
お礼参りは絶対に行かないといけない?
必須ではないけど、行くと気持ちの区切りになるよ〜!お礼参りは義務ではなく、あくまで感謝を伝える習わしです。行けなくても失礼にはあたりませんが、機会があれば訪れると気持ちの整理にもなります。
お礼参りに行けなかった場合はどうする?
落ち着いた頃に、都合のいいタイミングで大丈夫だよ〜!明確な期限はないので、体調や環境が整ったタイミングで訪れれば問題ありません。どうしても難しい場合は、次にお宮参りや七五三などで訪れる際にあわせてお参りする方法もあります。
お守り・絵馬は郵送で返納できる?
神社によっては対応してるところもあるよ〜!郵送での返納を受け付けている神社もありますが、対応していない神社もあるため、事前に公式サイトや電話で確認しておきましょう。
初穂料はお礼参りでも必要?
御祈祷をお願いする場合は用意しておくと安心だよ〜!参拝と返納だけであれば必須ではないことが多いですが、御祈祷を申し込む場合は初穂料が必要です。安産祈願の時と同程度の金額を目安に、事前に神社へ確認しておくと安心です。
上の子(きょうだい)を連れて行ってもいい?
もちろんOK!みんなでお参りする方も多いよ〜!きょうだいと一緒にお参りする方も多くいます。境内での待ち時間や移動を考えて、無理のないスケジュールを組んでおくとスムーズです。
里帰り出産の場合、どちらの神社に行けばいい?
決まりはないから、行きやすい方でOKだよ〜!決まりはないため、安産祈願をした神社に改めて訪れても、里帰り先の近くの神社にお参りしても構いません。ご自身の状況に合わせて選んで大丈夫です。



