秋田県大仙市の「唐松神社(からまつじんじゃ)」は、昔は「韓服(からまつ)宮」と呼ばれていました。韓服とは「韓を服従させる」となり、三韓征伐を行った神功皇后が関係しているという意味です。神功皇后は出産に縁のある神様で、安産のご利益があると古くから信じられてきました。
この記事の内容
古くから安産の神様として知られる 唐松神社
妊娠中に現在の朝鮮半島に渡った神功皇后は、出産日を自分でコントロールしたといわれています。
わが国で初めて腹帯を巻いたとされており、その腹帯をいただいた物部(もののべ)氏がこの場所に神社を建てました。物部氏とは蘇我氏と権力争いをした一族で、現在も唐松神社の宮司家は物部氏の子孫のようです。
唐松神社の社殿は、他の神社ではありえない窪地に建てられています。
元々は御神体である唐松山山頂にあった社殿ですが、佐竹藩主が乗馬したまま通過しようとして落馬したことを怒り、現在の低い位置に移したとされています。
しかし藩主の姫が難産になり唐松神社に祈願したところ無事に出産したため、女性の一生の幸せを支えてくれる「女一代守神」として指定されたそうです。
古くから安産の神様と信仰されていた唐松神社には、他にも秋田藩の姫君など多くの女性が参拝に訪れていました。社殿の後ろには安産祈願の「女石」が祀られています。
秋田県大仙市の安産祈願 唐松神社
唐松神社での安産祈願のご祈祷を希望させる場合は、当日受付を行ってください。
安産祈願で有名な神社ですので、戌の日は混雑が予想されます。待ち時間が長くなる可能性がありますが、暖房完備の社務室でお茶をいただきながら待つことができます。
初穂料は5千円からになります。腹帯を持参すれば一緒にご祈祷を行っていただけますので、忘れずに持っていきましょう。
お下がりの品として御札(腹帯用、神棚、玄関用、枕)、お神酒、手ぬぐいをいただくことができます。
ご祈祷が終わっても予定日まで毎月8日に安産祈願のお祈りをしていただけるようです。
境内に奉納されているたくさんの鈴は、無事に出産を終えた方が子安祈願のために奉納したものです。
他にも参道の左側にある「天日宮は(あまつひのみや)」の霊石にも、安産のご利益があるとされています。
樹齢300年といわれる唐松神社のスギ並木とともに、厳かな雰囲気を感じることができるでしょう。
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唐松神社詳細
唐松神社の住所、アクセスなどの詳細です。
住所:
〒019-2411 秋田県大仙市協和境下台84
電話番号:
018-892-3002
受付時間:
9:00 から 16:00 予約は必要なし
祈祷料:
5千円から
最寄り駅:
JR羽後境駅から徒歩10分
駐車場:
有 無料 20台
公式サイト:
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唐松神社のグルメ・ランチ情報
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