大巧寺だけじゃない!神奈川県での安産祈願スポット6選

安産祈願と聞けば、神奈川県イコールおんめさま!とすぐに思い浮かぶ方はたくさんいらっしゃると思います。たしかに大巧寺の高名は知れ渡っていますが、神奈川のいいところは、海に、山に、街に出かけただけでも近くに安産祈願スポットが見つかること。けっこう穴場あるんですよ〜!

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首都圏、海外からも祈願に訪れる一大安産メッカ 
大巧寺 〜神奈川県鎌倉市〜

神奈川県 大功寺 おんめさま

神奈川県 大功寺 おんめさま

江ノ電・JR鎌倉駅東口から徒歩3分。賑やかな街中にある小さなお堂が安産祈願で有名な大巧寺です。

鎌倉時代にはすでに当地にあったとされるこの寺は源頼朝との縁が深く、戦勝を祈願成就した頼朝により現在の寺名に改められました。

大巧寺が安産祈願の寺として有名になったのは「おんめさま信仰」によるものです。今から約500年前の天文年間のこと。5代目住職だった日棟が、難産で亡くなりさまよっていた女性を成仏させたところ、3日後に女性が再び現れ、宝塔を建てて供養してくれれば、これからは恩返しに女性の安産に尽力すると話します。このとき建てられたのが境内の「産女宝塔」であり、その「お産女(うめ)さま」がなまって「おんめさま」と呼ばれるようになったといいます。

大巧寺では、事前予約なしで安産祈願をしていただけます。当日の祈願が終わっても、予定日まで毎朝祈願を続けてくださるそうです。

また祈願後に授けられる「秘妙符」の中には、生まれてくる子が男の子か女の子かを占えるものが入っているとか。それは一目見てどちらかわかる「折り紙」とのことですので、いっそう楽しみが増しますね。

大巧寺 〜神奈川県鎌倉市〜
所在地:〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町1-9-28
交通アクセス:JR横須賀線 鎌倉駅 東口から徒歩3分

水害の守護から子育ての守護へ 
横浜水天宮 〜神奈川県横浜市南区〜

神奈川県 横浜水天宮

神奈川県 横浜水天宮

高校野球の強豪「Y高」こと横浜商業の近くにある横浜水天宮は、山あり谷ありの歴史をたどってきた神社です。

まだ当地が新田開発の最中だった江戸時代の初め、たびたび水害に悩まされていたことから、九州・久留米より水天宮を勧請し、水害を鎮める神様として祀ったのが神社の始まりとなります。

一時廃れていたところを、明治の初めに河野与七という人に再び発見されて社殿が建てられるなど再興しますが、その後太平洋戦争の戦火で焼失。境内も進駐軍に接収されたため、河野氏の子孫が屋敷に引き取っていました。

平成に入って地元の総鎮守「杉山神社」に合祀され、新たな水天宮としての役割を担うことになりました。

神社にある狛犬は、母が子に乳を与えている珍しい姿をしています。この親子を優しくなでてあげると、安産の御利益があり、また産後も母乳の出がよくなるといわれています。

この神社で授けられる腹帯は「鈴の緒」と呼ばれます。鈴の緒とはその名の通り、参拝時に鈴を鳴らすときにつかむ布のひものこと。昔はこのひものお下がりに安産の御利益があるといわれ、庶民だけでなく高貴な身分の方のご懐妊時にも贈られることがありました。

鈴の緒は単品では授与されませんので、ご祈祷の際にいただきましょう。

横浜水天宮 〜神奈川県横浜市南区〜
所在地:〒232-0006 神奈川県横浜市南区南太田2丁目7−29
電話番号:045-743-3838
交通アクセス:京浜急行南太田駅から徒歩10分
安産祈願料:5,000円から

流れ着いた不思議なほこらに水天宮のお札があった 
水天宮平沼神社〜神奈川県横浜市西区〜

神奈川県 水天宮平沼神社

神奈川県 水天宮平沼神社

みなとみらいに程近い、二つの川に挟まれた中州の真ん中に平沼神社があります。場所からもわかるように、元は横浜表玄関の氏神として祀られ、新田開拓に携わる人たちの信仰を集めていました。

一口に新田といってもここの田は塩をとる「塩田」でした。ある日そこで働いていた村人が、入り江にほこらが流れ着いたのに気づきます。不思議なことにほこらは村人がいくら海に帰そうとしても、また岸に戻ってしまうのでした。

これを聞いた平沼九兵衛という方が「それは神様の御啓示だろう」とほこらを岸にあげ中を見ると、水天宮様のお札があったそうです。以来村人に広く安産・水の神様として信仰されたといいます。

本殿をはじめ、神社の主な建物は平成に入って改築されており、歴史以上に新しい雰囲気を感じさせてくれます。

なおこの神社の社伝によれば「安産祈願を2家族で同時に行うとおなかの子に勝ち負けができてしまう」と伝えられているそうです。そこで神社では原則1家族ずつの祈願を心がけてくださっています。

しかし混雑時や夜遅くにはやむを得ず同時祈願になることもあるそうです。

水天宮平沼神社〜神奈川県横浜市西区〜
所在地:〒220-0023 神奈川県横浜市西区平沼2丁目8−20
電話番号:045-321-8895
交通アクセス:相鉄線平沼橋駅より徒歩 約1分
安産祈願料:7,000円から

天下の険に鎮座する関東総鎮守の歴史ある名社 
箱根神社 〜神奈川県足柄下郡箱根町〜

神奈川県 箱根神社

神奈川県 箱根神社

箱根の最高峰「神山」信仰をルーツとする箱根神社は、奈良時代中期に万巻上人によって創建されました。上人は全国各地で布教活動を行い、神社仏閣を建てた方で、茨城・鹿島神宮、伊勢・多度大社建立も上人の功績です。

駒ヶ岳の山頂には神社の元宮(もとつみや)がありますが、そこには本殿はなく、神山を拝む拝殿しかありません。つまり元宮もまた、その存在そのものが拝殿というわけです。

神山には箱根大神と呼ばれる3柱の神様がおり、そのうちの一人が安産子育てに御利益がある木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)です。

この箱根大神と合わせてお参りするとよいのが、芦ノ湖の主といわれる「九頭龍大神」です。箱根神社境内には九頭龍神社の新宮も併設されていて、どちらの神様にもご祈祷、誓願をすることで、いっそう願い事が成就するといわれています。

なお、お願いする神様はお二人でもいいそうですが、願い事は「一点集中」がよいとのこと。安産以外も…と、あまり欲張りすぎないように。

箱根に祈願目的だけで出かけるのは大変ですが、小旅行を兼ねた安定期の思い出作りには最適でしょう。

箱根神社 〜神奈川県足柄下郡箱根町〜
所在地:〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
電話番号:0460-83-7123
安産祈願料:お問い合わせ

三姉妹の女神がおわす日本三大弁財天のひとつ 
江島神社 〜神奈川県藤沢市〜

神奈川県 江島神社

神奈川県 江島神社

たぎりひめ、いちきしまひめ、たぎつひめの3女神、いわゆる江島大神を祀るのが江島神社です。かつては江島明神と呼ばれていましたが、仏教習合により江島弁財天として信仰されるようになりました。

海の神、水の神、芸道上達の神などとしてよく知られています。ちなみに3大弁財天の残りふたつは、安芸の宮島と近江の竹生島です。

そもそも江の島という島自体は美しい天女がつくられたと伝えられます。今から1500年以上前、この地に巣くって悪さをはたらいていた五頭龍を、困った人々の役に立つまでに改心させたこの天女こそ、八角のお堂に祀られている裸弁財天様です。

その後、衰えた五頭龍が島を離れて姿を変えたのが、いまの藤沢市にある龍口山だとされます。ご祭神と江の島の成り立ちから見ても、やはりここは女性に縁の深い神社であることがわかります。

なお江島神社は、島内の辺津宮(へつみや)、中津宮、奥津宮の3社からなる神社ですが、ご祈祷は辺津宮で行われます。

他の2つの宮にも見どころがありますので、ぜひいっしょに参拝しておきましょう。

江島神社 〜神奈川県藤沢市〜
所在地:〒251-0036 神奈川県藤沢市江の島2丁目3番8号
電話番号:0466-22-4020
交通アクセス:小田急線「片瀬江ノ島」駅
江ノ島電鉄「江ノ島」駅
湘南モノレール「湘南江の島」駅
※各駅から徒歩約15~23分
安産祈願料:5,000円から

相模国一之宮八方除けの守護 
寒川神社 〜神奈川県高座郡寒川町〜

神奈川県 寒川神社

神奈川県 寒川神社

当時の関東8か国、いわゆる「関八州」の裏鬼門に位置していたのが、ここ寒川神社です。

創建時の詳細な様子などはわかっていませんが、少なく見積もっても1500年以上の歴史があるとされます。相模国に13あった神社の中でもとりわけ格式が高く、「延喜式」にもその名が見えます。

寒川神社のご神徳は全国唯一といわれる「八方除け」です。もともと当地は江戸の正裏鬼門に位置していたため、方位除けにご利益があるとされていました。そこから今でいう方位学を使う習慣が生まれ、さらに陰陽道、風水、易と暦など目に見えないものをうまく扱う手段へと発展していったようです。

転じてすべての災難を取り除き、人々に円満な日々をもたらすとされるのが八方除けの考え方ですが、実はこの「8」という数字にも神秘が隠されているのだとか。

さらに面白いのは、テレビ業界ではなぜか「視聴率祈願」の神社として有名で、かなり御利益の範囲が広い神様といえそうです。

寒川神社 〜神奈川県高座郡寒川町〜
所在地:〒253-0795 神奈川県高座郡寒川町宮山3916
電話番号:0467-75-0004
交通アクセス:JR相模線「宮山」駅より徒歩5分 
安産祈願料:3000円, 5000円, 10000円

いかがでしたか。最初に穴場とはいいましたが、かなり有名な安産祈願スポットも含まれていますよね。

安産祈願はママの体調が第一。土日に戌の日が重なるととたんに大混雑することもあるのが定番スポットの怖いところ。待ち時間もバカになりません。
 
安産を願う気持ちはどこの寺社でもいっしょですから、まずはお近くの寺社から検討されるのがいいでしょう。

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