とにかく近年の夏は暑いですよね。神社やお寺の中にはエアコンがないところもあるので、熱中症になってしまう恐れもあります。あまりにも暑い日は外出を控えることが一番ですが、神社やお寺の木陰で涼をとりながら安産祈願、というのもいいですね。
夏に安産祈願に行くときに避けるべき服装やおすすめの服装、持っていくべきものなどをご紹介します。無理することなく、お出かけくださいね。
お出かけ前に「熱中症警戒アラート」を必ずチェック

「今日は暑いな」という感覚だけで判断するのは危険です。今は環境省と気象庁が共同で「熱中症警戒アラート」を発表していて、翌日の暑さ指数(WBGT)が基準値を超えると予想される地域に注意を呼びかけています。
さらに、これまでに例のないような危険な暑さが予想される場合には、その一段上の「熱中症特別警戒アラート」が発表されることもあります。
妊娠中は体温調節がしにくく、熱中症のリスクが高い状態です。安産祈願にお出かけになる前には、環境省の熱中症予防情報サイトやニュース、天気アプリなどでその日のアラートの有無を確認する習慣をつけましょう。
\ アラートが出ている日の行動の目安 /
- 不要不急の外出はできるだけ控える。参拝の予定は無理に決行せず、別日への変更も検討する
- どうしてもお出かけする場合は、比較的気温が下がる午前中の早い時間を選ぶ
- 屋内では涼しい環境(エアコンの効いた場所)で過ごす時間を増やす
- 「熱中症特別警戒アラート」が出ている場合は、自治体が開放する「クーリングシェルター」も選択肢に入れる
特別警戒アラートまで出ていなくても、暑い日の安産祈願は無理は禁物。木陰の多い時間帯を選んだり、涼をとりながらゆったり参拝したりと、この後ご紹介する服装や持ち物の工夫と組み合わせて、無理のないお出かけを心がけてくださいね。
混雑しやすい日は避けるのも一つの方法

東京都 水天宮
安産祈願は妊娠5ヶ月目の戌の日に行くのが一般的とされていますが、必ずその日でなければいけないという決まりはありません。特に土日祝と戌の日が重なる日は、多くの妊婦さんやご家族が同じように参拝に訪れるため、境内や祈祷の待合室が混雑しやすくなります。
真夏の暑い時期に、日陰の少ない境内で長時間並んで待つのは、妊婦さんにとってかなりの負担になります。混雑が気になる場合は、平日の戌の日を選んだり、あるいは5ヶ月目の戌の日にこだわらず、少し涼しくなってから参拝するというのも一つの方法です。
安産祈願はお腹の赤ちゃんとママの体調を第一に考えて、無理のないタイミングで受けるようにしましょう。
どうしてもこの時期に安産祈願を、と考えている方は、郵送での安産祈願という方法もあるので、ぜひ選択肢に入れてみてください。
郵送対応してもらえる!安産祈願や安産のお守りを申し込める有名寺社9選
夏の安産祈願、服装のポイント

最近の夏はとても暑いですが、神様の前にいくので、露出の多い服は控えましょう。祈祷を受ける際にも失礼のないよう、涼しさとマナーのバランスを意識した服装を選ぶのがポイントです。
\ 夏の安産祈願で避けたい服装 /
- キャミソールやタンクトップなど、肩や胸元の露出が多いもの
- ショートパンツやミニ丈スカートなど、脚の露出が多いもの
- サンダルやミュールなど、裸足で祈祷を受けることになる履き物
- 参拝・祈祷中も帽子をかぶったままの状態
- 男性の場合は、足の出る短パンや甚平などカジュアルすぎる服装
この時期、暑くてどうしてもサンダルを履いてしまいますが、本来、サンダルも避けるべき。祈祷の際は裸足で拝殿に上がることのないよう、靴下を履くことも忘れないようにしてください。
帽子も参拝する時にはとりましょう。
【妊婦さん】夏におすすめの服装と足元のマナー
夏はワンピースがおすすめ

暑い夏の服装はやはり、風通しも良くお腹を締め付けないワンピースがおすすめです。ワンピースの丈は膝よりも短くないものを、そしてキャミソールタイプのものではなく、なるべく袖がついているものを選びましょう。色は落ち着いた色がおすすめですが、あまり神経質にならずに、露出が控えめなものであれば大丈夫です。
生地選びも重要なポイント。麻や麻混、接触冷感素材、リネンライクな素材など、汗をかいてもべたつきにくく通気性の良いものを選ぶと、境内での待ち時間も快適に過ごせます。
ワンピースでは冷えが心配、という場合はチュニックにレギンス、という格好でも良いですね。祈祷の待合室や社殿内は冷房が効いていて肌寒く感じることもあるので、薄手のカーディガンや授乳ケープを兼ねられる羽織りものを一枚持っておくと安心です。
パンツスタイルの場合は、涼しい素材のワイドパンツやマタニティ用のリラックスパンツに、袖のあるブラウスを合わせるのもおすすめです。
アクセサリーはあまり華美になりすぎないように、シンプルにしましょう。
足元は靴下かストッキングを

祈祷を受ける場合は暑いかもしれませんが、裸足にならないよう、ストッキングや靴下を履いていた方が良いです。
足元はサンダルでなければ、パンプスやスニーカーなどでも大丈夫です。
神社やお寺は高台にあり、階段や坂を上ることがあるので、妊婦さんは特に歩きやすいスニーカーが良いかもしれませんね。
【パパ】夏におすすめの服装は通気性の良いポロシャツ

男性におすすめの服装は定番のポロシャツにチノパン、という服装です。ポロシャツは通気性も良く汗もすぐに吸収してくれます。そして、襟もついているので、フォーマルな形に近いですよね。
ネクタイにスーツなど、正装してもOKですが、必須ではありません。ネクタイをしていると、夏は暑いですよね。ですので、ポロシャツにパンツなど、少しカジュアルに近い服装で大丈夫です。
パンツは短いものでなく、足がきちんと隠れるものを選ぶようにしましょう。夏用のメッシュタイプなどの涼しい素材が良いですね。足元も素足にならないよう、スニーカーなどの靴がおすすめです。
【子ども】そんなにかしこまらなくてOK!
上の子がいる場合、子どもの服装も迷ってしまいますよね。子どもですので、そんなにかしこまる必要はありませんが、靴下は履いていく、または持って行った方が良いでしょう。
正装をする必要はありません。暑くない服を選ぶようにしてくださいね。
【両親】暑すぎない、無理のない服装を選ぼう
ご両親も一緒に祈祷を受ける場合もやはり、暑すぎず無理のない服装で。でもカジュアルすぎないようにしましょう。
例えば、女性ならワンピース、ブラウスにスカートなど。男性ならやはりポロシャツやスラックス、チノパンなどが適しているでしょう。
短パンや甚平などはカジュアルすぎるので、避けるようにしましょう。
熱い夏の日に安産祈願に行くときに持っていきたいアイテム

では次に、暑い夏の日に安産祈願に行く場合、持っていると便利なアイテムをご紹介します。必須ではありませんが、持っていると何かと便利です。ただ、あまり荷物が多くならないようにご注意くださいね。荷物はパパ担当でもいいかもしれません。
ハンカチやハンドタオルなどの汗拭き・手拭き

普段からお出かけするときには持っていることが多いと思いますが、境内までの坂道や階段を上るとどうしても汗をかきます。その汗を拭くハンカチやタオル、そして境内に入ってから手を洗った後に使うハンカチ・タオルは必要です。
汗を拭いたり、手を拭いたりしますので、いつもより少し多く持っていくのが良いですよ。
お水・お茶などが入った水筒、飲み物

熱中症の予防には欠かせない水分補給。大きい神社やお寺であれば、中に自動販売機があったりしますが、境内の中には何もないこともあります。
汗をかいたらいつでも水分の補給ができるように水筒やペットボトルを鞄に入れておくようにすると良いですよ。
塩分補給に「経口補水液」や塩分タブレット

汗をかくと水分だけでなく塩分やミネラルも失われます。水だけをたくさん飲んでいても、実は熱中症の予防としては不十分なことも。
小さめのペットボトルの経口補水液を1本バッグに入れておくと、汗をかいたときや「ちょっとくらっとするかも」と感じたときにすぐ対応できて安心です。
かさばらないものが良ければ、塩分タブレットや塩あめでも代用できます。舐めるだけで手軽に塩分補給ができるので、荷物を増やしたくない方にもおすすめですよ。
ただし、経口補水液は飲みすぎるとナトリウムの摂りすぎにつながることもあるので、あくまで「汗をかいたときの補給用」として、日常の水分補給は普段通りお茶やお水でとるようにしてくださいね。
日よけに帽子・日傘

おそらく、ほとんどの女性はこの強い日差しの中、どちらかを使っていると思います。妊娠中は日焼けしやすいので、帽子や日傘を使って紫外線対策するようにしてくださいね。
帽子をかぶる場合、参拝時にはとりましょう。
御祈祷してもらう腹帯

腹帯は必須ではありません。神社やお寺で受けることもできますので、無理に持っていく必要はありません。
新しい腹帯を持っている場合や、いつもしている腹帯を御祈禱してもらいたい場合などは持ち込むと良いでしょう。腹帯については、神社やお寺によって取り扱いが違ってきますので、公式サイトでチェックするか、直接お問い合わせください。
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蚊が多い境内には「虫よけ」「虫刺されの薬」

神社やお寺は木々や緑に囲まれていることが多く、夏場は蚊などの虫がいることも珍しくありません。日傘や帽子で日差し対策をしていても、虫刺され対策は忘れがちなので、あわせて持っていくと安心です。
虫除け成分にはディートとイカリジンがありますが、皮膚への刺激が少なく年齢や使用回数の制限がないイカリジン配合のものは、妊娠中の方にも比較的使いやすいとされています。ディート配合のものを選ぶ場合は、パッケージに記載された濃度や使用上の注意をよく確認してから使うようにしてくださいね。
刺されてしまったときのために、かゆみ止めも一つ持っておくと安心です。ただし、ステロイド入りのものを自己判断で使うのは避け、心配な場合はかかりつけの産婦人科医や薬剤師に相談するようにしましょう。
涼をとるアイテム(ネッククーラー・うちわ・瞬間冷却剤)

体を直接冷やせるアイテムがあると、暑い日の参拝がぐっと楽になります。
首に巻くだけで涼しさを感じられる「ネッククーラー」は、水で濡らして使うタイプなら体を冷やしすぎる心配も少なく、妊婦さんにもおすすめです。
階段や坂道で汗をかいたときは、うちわや扇子、携帯用扇風機で風を送るのも効果的。祈祷前の待合室で使い、祈祷中はお休みしましょう。
どうしても暑くてたまらないときは、パンチするだけで一瞬で冷たくなる「瞬間冷却剤」も便利です。持続時間は40分ほどなので、いざという時のお守り代わりに一つ鞄に入れておくと安心ですよ。
夏の安産祈願でよくある質問
ノースリーブのワンピースは避けたほうがいいですか?
できれば袖ありがおすすめ!
神様の前に出る場所なので、肩が大きく出るノースリーブよりも、薄手でも袖のあるデザインの方が安心です。カーディガンなどを一枚羽織って調整するのもおすすめですよ。
パンツスタイルでも大丈夫ですか?
もちろんOK!
ワンピースでなくても問題ありません。涼しい素材のワイドパンツやマタニティ用のリラックスパンツに、袖のあるブラウスを合わせると、動きやすく夏の参拝にもぴったりです。
サンダルでもいいですか?やっぱり靴下は必要?
できれば避けたほうがいいよ!
サンダルは涼しくて楽ですが、祈祷を受ける際に裸足で拝殿へ上がることのないよう、靴下は持参するのがおすすめです。足元はパンプスやスニーカーなど、サンダル以外のものを選びましょう。
熱中症警戒アラートが出ていたら、参拝はやめたほうがいいですか?
無理は禁物だよ!
安産祈願はいつでも受けられるものなので、アラートが出ている日は日程の変更も検討しましょう。どうしてもお出かけする場合は、比較的涼しい午前中の早い時間を選び、こまめな水分・塩分補給を心がけてくださいね。
熱中症警戒アラートについてはこちら
祈祷中にうちわや扇子を使ってもいいですか?
祈祷中はお休みしてね!
待合室で待っている間など、祈祷が始まる前であれば使って問題ありません。ただし祈祷中は神様の前ですので、使用は控えるようにしましょう。
虫除けスプレーは服の上から使ってもいいですか?
肌にも服にもOKだよ!
多くの虫除けスプレーは服の上からも使用できます。ただし製品によって使用可能な範囲が異なるので、パッケージの表示を確認してから使うようにしてくださいね。
まとめ|暑い日は無理をしないことが一番
夏の安産祈願は、服装・持ち物・そして当日の暑さ次第で快適さが大きく変わります。露出を控えた涼しい服装を選び、靴下やサンダル以外の履き物を忘れずに。水分だけでなく塩分補給も意識して、虫よけや日よけグッズも上手に活用してくださいね。
そして何より、お出かけ前には熱中症警戒アラートの確認を。無理をしないことが、赤ちゃんとママ自身を守る一番の対策です。



