35歳からの高齢出産、知っておきたいそのリスクとは

妊娠や出産は全て順調にいくことが当然ではなく、様々なリスクがあります。そのリスクは人によって異なりますが、いろいろなリスクが高まるのが高齢出産。では、高齢出産の場合、どのようなリスクがあるのでしょうか。

高齢出産といわれるのは35歳から

高齢出産のリスク

高齢出産のリスク

日本での高齢出産の定義は35歳から。

過去には30歳以上が高齢出産として定義されていましたが、35歳を過ぎると様々なリスクが高まるため、1993年に35歳に変更になりました。

日本では年々平均初婚年齢が高くなっているため、当然出産の年齢も遅くなっています。40年前は第一子を25歳で出産するのが平均的でしたが、現在は平均年齢は30歳。

また、2014年中の出産では、およそ28%程度が35歳以上の高齢出産に分類されるのです。

知っておくべき高齢出産のリスク

では、高齢出産でのリスクとはどういったものなのでしょうか。

まず高齢出産で、妊娠・出産のリスクが高まるのは、卵子の老化が原因。

年齢が上がるにつれ、卵子の質が低下することにより、まず妊娠できる確率が低くなります。

正常に排卵されている可能性も低くなり、また受精が成功して、正常に細胞分裂をする可能性も低くなってしまうのです。

また、ダウン症など染色体異常による障がい児が産まれる確率も高くなります。染色体異常が起こる原因は様々ですが、卵子の老化がその原因の一つ。

この染色体異常を起こす確率は20代では1.8%程度ですが、35歳以上では2%を超えます。特にダウン症ではその傾向は顕著で、20代と40代では10倍程度もそのリスクが異なるのです。

そして、受精して着床したとしても、流産や死産などの可能性も高まります。

流産の確率は、10代では10%程度ですが40代になると20%程度にもなり、約2倍の確率で流産しやすくなってしまうのです。

更に、妊娠中には病気を発症しやすくなるという特徴もありますが、高齢出産の場合、妊娠高血圧症候群になりやすいのも特徴。

高齢出産の場合、加齢によって内臓機能が低下しているため、妊娠による影響が出やすいもの。

高齢出産では、妊娠高血圧症候群になる確率は20代の1.8倍にもなるのです。

このように、高齢出産では様々なリスクが高まるもの。

しかし、高齢出産だからと言って、必ず問題が起こるわけではありません。

妊娠・出産は個人差が大きいため、リスクをしっかり認識した上で、しっかり自己管理をすることが大切です。

スポンサーリンク
関連記事