香川県高松市にある豊玉姫神社は、他県でも祀られている安産の神様です。瀬戸内海にある男木島は、女木島と合わせて雌雄島と呼ばれています。神社は、男木湾から鳥居が見えるほど近く見えますが、たどり着くには結構距離があり石段も急なものです。でもその分、神社からの瀬戸内海の景色はとても素晴らしい所です。
この記事の内容
豊玉姫が安産の祈願をした場所 豊玉姫神社
御祭神は、海や水を支配する海神の娘である豊玉姫命(とよたまひめのみこと)です。
孫が神武天皇になったことから子孫繁栄・安産・縁結びの神様として広く知られています。古事記にも記されている山幸彦と豊玉姫の物語から神社の歴史が始まったようです。
山幸彦と結ばれ鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)が生まれるのですが、そのお産をした場所が現在の男木島灯台辺りと言われ、豊玉姫が安産の祈願をしながら余生を過ごしたのが現在の神社のある所だと言われています。
豊玉姫神社が鎮座する男木島
男木島は周囲4.7km、面積約1.4平方キロメートル、人口約200人に満たない小さな島です。高松港からフェリーで約40分、片道510円で行くことができます。
男木港の目の前に神社の鳥居がありますので、参道には迷わず行けます。
しかし、神社へ行くためにかなり急な階段を登らなければならないため、妊婦さんは無理をしないようにゆっくり登ってください。登りきった先にある境内からは瀬戸内海の雄大な風景を見ることができます。
豊玉姫神社に奉納されている神具(子安貝)でお酒をいただくと安産になるという言い伝えもあるようです。
神社の中に鐘つき堂があるのは珍しいのですが、もともとはお寺の鐘だったものが残っているようです。昔から島の人たちにとって大切な通信手段だった鐘ですが、今では島のシンボルとして大切にされています。
男木島は別名「猫島」として、近年人気が高くなりました。島のいたることころに猫がいて、集団で近付いてくる様子は圧巻です。
島の観光のために「男木交流館」で自転車を借りることができるのですが、坂が多いので徒歩の方が安全で移動しやすいかもしれません。
明治28年に造られた石造りの灯台は今も現役で活躍しています。灯台や石畳、石の階段など懐かしい風景が広がっていて、映画のロケ地としても使われました。
フェリーが2時間おきにしかないため気軽に行くことは難しいかもしれませんが、日常とは違う雰囲気が味わえるでしょう。
香川県高松市の安産祈願 豊玉姫神社
現在は、神社に神主さんがいらっしゃらないので、残念ながら安産祈願をお願いすることは難しいそうです。
安産のお守りは500円で受けることが出来るのですが、こちらも前以て高松市男木出張所に連絡をして、後日受け取りに行く形になります。
お出掛けの際には、港の近くに貝殻をイメージした男木交流館や、山幸彦と豊玉姫が出会った場所といわれている「神井戸(しんど)」と呼ばれる井戸がありますので立ち寄ってみるのも気分転換に良いでしょう。
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豊玉姫神社詳細
豊玉姫神社の住所、アクセスなどの詳細です。
住所:
〒760-0091 香川県高松市 男木島1903
電話番号:
087-873-0001(高松市男木出張所)
受付時間:
9:30~14:00
祈祷料:
現在は神主さん不在のため御守りのみの授与 (2015年9月9日)
最寄り駅:
高松港から雌雄島フェリーで40分「男木港」下船 徒歩10分
駐車場:
無
公式サイト:
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